生駒山産鳴石E

商品詳細

流離状の褐鉄鋼で、内部が空洞になっている事から壺石と呼ばれ、振ると内部の泥や小石が鳴るものは鳴石(なるいし)と呼ばれます。
古くから兎余糧(うよりょう)という石薬としても用いられました。
中の泥は石薬として珍重され、魏志倭人伝には中国への朝貢品として記載されています。
奈良県生駒市などで産出しますが現在は天然記念物で採掘禁止となっています。

やや平たい形状ですが、振るとカラカラとはっきりとした音が聞こえます。
表面には小石がぽこぽこと顔を出しています。

奈良県 生駒山
82×68×34ミリ 116g